草喰 なかひがし さんで、お昼ごはん
その店を知ったのは、新横浜ラーメン博物館に勤める国際派の友人に「京都に住むなら、絶対行ったほうが良い」と薦められたからでした。「とにかく、予約の取れない店」と聞いていました。
あれから何年たつのでしょう? NHKの「プロフェッショナル」で採り上げられたり、ミシュランの星を増やされたり‥‥、そんなこともありながら、ここ最近あきらめずに電話をかけ続け、ついに予約を入れることが叶いました。
初めてお店に伺う人は、ビギナー枠で予約を取ることになります。
毎月1日の朝8時から、つながる迄かけてください。ただし、お昼営業の時間帯と夜営業の時間帯、および前後の時間帯は良識的に考慮して電話してくださいね。
8月某日、快晴。友人との待ち合わせは、11:50AM。お店は正午に開店します。
席に通されて最初に目に入ったのは、お竈さんと、その上に祀られた稲穂でした。
私たちはどうしても1Fのカウンター席が取りたくて、この日を予約しました。
順に提供されるお料理は、一皿ごとにストーリーがあります。食材の説明とエピソードなど、ご主人のお話をお聞きしながら悦びと共感の連続でした。
料理説明にウソを書くと失礼なので、写真だけ載せさせていただきます。
素人撮影ではございますが、目のご馳走をお楽しみください。
(最も大切な炊き立て白ごはんは、お箸が先に動いて撮るのを忘れました)
なかひがしさんは一度伺うと、次はリピーター枠で予約が可能だそうです。私が訪れた8月中旬は、来年1月以降の予約が取れるようでした。
来年のことをその場で決めきれずに店を後にしましたが、同行の友人が言うように「まずは、なかひがしさんの春夏秋冬、四季を一巡味わってみたい」と思いました。
予約は簡単ではありませんが、その労を費やしてもお釣りがくるくらい満足いくお料理を味わうことができると思います。
ご主人と料理人さんたち、奥さま、仲居さんたちが一つになって、場の和やかな空気を作ってくださっているのを感じました。
なんと言うか‥‥ ご主人・中東久雄さんに、座長さんのような印象を受けました。ファンが多いのも、うなずけます。(^^)
草喰 なかひがし 京都市左京区浄土寺石橋町32-3 銀閣寺交番所前
http://www.soujiki-nakahigashi.co.jp/
※要予約 昼 12:00~14:00、夜 18:00~21:00 毎週月曜、月末火曜は定休
TEL 075-752-3500
※[なかひがし]さんで使われていた豆については、詳細を「豆なブログ」に書いています。
http://mame-lab.jp/nakahigashi/