「善きかな、善きかな」一休さんのお寺へ
「とんちの一休さん」で知られる一休禅師のお寺が、京都府京田辺市にあります。
いつか行ってみたいと思っていたお寺は、京都駅から近鉄の急行とバスを使って40~50分くらいで着きました。
大原や鞍馬あたりまで足を伸ばすことを思えば、2回目、3回目以降の京都旅に、おススメしたいお寺です。
一休さんのお寺、お墓は菊の御紋に守られています。
この季節、新緑に包まれる境内は清々しい雰囲気です。どこか、その辺りを一休さんたち小坊主さんがお掃除していそうな雰囲気。さよちゃんも出てきそうです。
ご本尊に手を合わせ、方丈をぐるりと一周したら、あとはのんびり。
玉砂利を敷き詰めた枯山水のお庭は、坐蒲(ざふ)の助けをかりて何時間でも眺めていたい雰囲気です。
私も坐ってみました。ほんの数分だけ、坐禅の真似事です。
短すぎる坐禅は心を無にする間もなく、方丈に上がらせていただく時に目にした「ぜんざい」とお抹茶をお願いしました。
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酬恩庵一休寺さんのホームページ 善哉の写真下に、
~ 善哉の名前の由来は一休禅師のエピソードに由来しています。元々、仏教用語であった「善哉」という言葉、いただいた小豆汁があまりに美味しかったために思わず「善き哉この汁」と言ったそうです。たくさんの小豆と大きなお餅の特製お善哉をどうぞお召し上がりください。~と記されていました。
http://www.ikkyuji.org/cuisine/
6月のぜんざいは冷たいぜんざいで、一休さん伝授の一休寺納豆もトッピングされていました。
おいしかったですね~。一休さんのお寺でいただく、一休さんが名付け親の善哉、一休寺納豆も一緒に味わうことができて、大満足でした。
庫裏売店には、試食やお土産用の一休寺納豆、土産菓子などもありましたよ。
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奉拝の証に、御朱印をお願いしました。
一休寺には3種類の御朱印があります。そのうちの2つ(基本の酬恩と善哉バージョン)をお願いしました。
待ってる間に、一休さんエピソードとして印象深い「虎の絵の屏風」をカシャ!
方丈を出たら、境内の散策です。拝観料の中で、宝物殿も見せていただけます。
蓮池の傍らにかかる橋。そう、橋のたもとには、あの文言が‥‥!
かわいいお地蔵さんも多数おられ、信徒さんたちに大事にされているお寺なのだなと、そこここから伝わってきました。
出口の近くには「一休善哉の日」と案内板。これを見ると、豆好きとしては来年1月最終日曜日に再訪せねばと思います。
一休寺では、幾人かの一休さんに出会うことができました。
よろしかったらアナタも、一休さんに変身してくださいね~♪
酬恩庵 一休寺
京都府京田辺市薪里ノ内102 TEL 0774-62-0193
拝観時間 9:00~17:00