Marque-page 京町家の洋菓子店へ
【2024年6月17日でご閉店されました】
ケーキが好きです。焼菓子も好きです。自分でも作りますが、やっぱりプロが作られる洋菓子はレベルが違う。GWに、そのことを再認識するケーキをいただいて来ました。(^^)
Marque-page (マルク・パージュ)さん、穴場です。京都府庁前の信号から南へ、ひとすじ下がった左側に店は在ります。
格子戸にかかるワイン色の暖簾は、その雰囲気から柿渋色のようにも見えます。そう、この暖簾がなければ、お店とは気付かず通り過ぎてしまいますね~
◎マルク・パージュさん所在地(リンク先の最下部に地図が載っています)
ショーケースの写真も、おことわりして撮らせていただきました。ね、とってもおいしそう!
身内に人気だった[カフェ・ノワ]と、この前食べてないのを食べてみよう。
そう思いながら、迷って選んだもうひとつは[ヴァランス]、プティガトーを2つと温かい紅茶をお願いし、席に着くと‥‥
町家の瀟洒なお部屋を3室つないで、涼し気ないい雰囲気の光が迎えてくれます。
奥に見える坪庭の灯籠や緑も、京都感いっぱいです。
席に届いたのを見てみると、色の具合はシンプルな大人コーデにおさまっていました。笑
最初は長方形の[カフェ・ノワ]にフォークを落としました。ノワだからクルミの味がします。コーヒーのほろ苦味も、いい感じ。ビスキュイ生地とクリームが交互に4層くらい重なっています。
そして、三角に生クリームがのる[ヴァランス]へ。
オレンジとチョコがマリアージュな関係なのは、たくさんのバレンタイン・チョコで経験済みですが、このガトーはまた格別です。
濃厚なチョコの味がするのに、生地がとっても軽やか。
「チョコのケーキがこんなに軽やかなのは、玉子の配合が少なめなんですか?」とお訊ねすると、「粉を使ってないからですよ」と。
フランス菓子やウィーン菓子の修業を積んだシェフが作っておられるマルク・パージュのケーキ。丹精整ったフォルムや素材のコーディネートが、西洋菓子+日本人シェフの精緻な技術を醸し出しています。
皆さまにもあのお席に座って、お好きなガトーをゆっくり味わっていただきたいものです。京都らしい空間が迎えてくれます。
◎プティガトーは定番と季節商品が、こちらに掲載されています。
◎あずきラクテの紹介をコチラに書きました。
http://mame-lab.jp/marque_azukilactee/
1972年生まれの秋山シェフ、ホームページに記載されたプロフィールを見ていたら、「ふたご座 O型」だそう(^^) いつの日か、シェフともお話できたらいいなと願います。
■マルク・パージュ
京都市中京区亀屋町325(釜座通竹屋町下る)
火曜定休、10:00~19:00(喫茶は17:00迄)