京都 葵祭と下鴨神社 糺ノ森

週末は母の日ですね。そして翌月曜日、5月15日は京都三大祭のひとつである「葵祭(あおいまつり)」が開催されます。平安貴族の姿に扮した総勢500名から成る行列は、なかなかの見ごたえです。

朝10:30に京都御苑を出発し、下鴨神社~上賀茂神社へと列を進めます。
*行列のコースと時間は、こちらをご覧ください。
https://www.kyokanko.or.jp/aoi/junkou.html

*雨天の場合は、翌日16日に延期されます。
*京都御苑と下鴨神社には、有料観覧席も設けられますよ。
https://www.kyokanko.or.jp/aoi/kanran.html

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さて、その葵祭の行列が通る下鴨神社~糺ノ森は、葵祭はもちろん、それ以外のときでもゆっくり訪ねてほしいオススメの地です。

3月は流し雛、5月は流鏑馬(やぶさめ)や葵祭の神事、7月土用の頃には足つけ神事の御手洗祭、12月の相生社祭(縁結び祭)などをはじめ、年間を通して気になる行事が繰り返し繰り返し、何百年も続いています。
http://www.shimogamo-jinja.or.jp/saijik.html

神社の歴史には「西暦544年4月に賀茂祭(葵祭)が行われている」「創祀は西暦紀元をはるかに遡るものとみられる」などの記述も見られるように、長い長い歴史を経てきた神社なのです。

http://www.shimogamo-jinja.or.jp/access.html
このリンクアドレスの右下に「境内地図2 下鴨神社 豆知識版 境内イラスト」があります。神社と糺ノ森や周辺のことが良くわかりますよ。
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◎糺ノ森(ただすのもり)

私のおすすめは雨上がりです。
地面に映る梢の陰影までも、美しく目に入ってきます。

糺ノ森は下鴨神社に隣接する3万6千坪の森で、縄文時代から生き続けているといわれます。幾重にも連なる樹齢200年~600年ほどの樹木が、そこここに何百本も生えています。森の音と、においに包まれながら樹木の間を歩く、それは正に森林浴。

ユネスコの世界文化遺産に登録される静かな森には、涼やかないい風が吹きます。神秘性すら感じられる森をゆっくり歩いていると、小っぽけな自分が長い時間軸の中で、今という時を生かされているありがたみを感じます。

いえ、何を感じるかは人それぞれですね。しかし、せっかく下鴨神社に足を運ばれる際は神社参拝だけで終えず、「糺ノ森を歩く」こともおすすめします。

ほんの20~30分のことで、京都の奥深さをいっそう感じていただけることでしょう(^^)

■糺ノ森へのアクセスは、こちら
http://tadasunomori.or.jp/about/access/

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