亀屋良長さんの『京和菓子手づくり教室』に参加しました
春です。あんこ好き、和菓子好き、京都好きな皆さまに、 おすすめしたいお稽古ごとがあります。それは『 京和菓子手づくり教室』、私も友人と二人で参加しました。
場所は「四条堀川」バス停沿いにある「亀屋良長」さんの4Fで、 所要時間約70分をかけて和菓子を形づくる仕上げ工程を体験させ ていただけます。手ぶらで参加できて、料金は2,700円( 税込)です。練りきりを三つ教わります。
楽しかったなぁ~。上手くできなくて、ヘンテコな形になって、 それがまた楽しくって‥‥
2人、3人~ 5人くらいの少人数の教室かと勝手に思っておりましたら、 参加者の多さにびっくり! 女性客、老年ご家族連れ、観光の方、 修学旅行の男子学生さんたち‥‥ とても人気の教室は、事前予約制です。
こちらが、最初に用意されている手づくりセット。 練りきりやあんこ、形を整える三角錐の道具、 持ち帰り用のケース、‥‥作る前からワクワクです。
教えてくださるのは、プロの和菓子職人さん。おそらく、 洋菓子でいうところの「グランシェフ」、飲食業でいう「 総料理長」クラスのベテラン職人さんが、 私たちのような素人相手に壇上に立ち、教えてくださいます。 1803年創業の『京菓子司 亀屋良長』さんの、お客さまへの姿勢が伝わってくるようです。
京の練りきりは「ぎゅうひ」ではなく「りゅうひ」を使うこと、 手のひらに乗せてやさしくつぶし、6~ 7センチくらいまで伸ばすこと、云々‥‥ 都度都度、ポイントをお聞きしながら作りました。
それぞれの机にサンプルが置かれています。 前で先生が説明しながら見せてくださって、 各テーブルを助手の先生が回って教えてくださって、 サンプルも見ながらその通りにやってるつもりなのですが‥‥ なんとも不格好。それもご愛嬌です。初めての体験ですし、 売り物でもないし、友人と二人で始終笑っておりました。
「さくら」と「萌え」、でき上がり二つを持ち帰り用に、「 きんとん」は、お教室の最後にお抹茶と一緒に味わいました。 お茶の時間に先生が教壇で打ってくださった和三盆のお干菓子は、 舌の上で軽やかに儚くとけていく感じを味わいました。
一流の京和菓子職人さんに習う和菓子教室、 誰か遠来の客人をもてなすとき、 京都観光の一つに加えたいと思いました。
先生が時おり発せられる「メチャ◯◯」という言い回しと、 私たちの不格好な和菓子をさして「箱に入れたら見違えます」 の発言が、とても印象に残りました。
ホント、箱に入れたら見違えるようです。
あぁ、楽しかった~(^^)
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■亀屋良長 kyo・mori 本店より市バスで10分くらい
京都市下京区四条通油小路西入ル柏屋町17 TEL 075-221-2005
最寄は、京都市バス「四条堀川」、地下鉄四条駅
9:00~18:00 1月1日2日以外無休
*和菓子教室は日曜を除く14:00~ 要予約
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